2018年12月15日に発売開始となったDJI Osmo Pocket。
早速、筆者も開封レビューいたします。
なぜOsmo Pocketを購入?
GoPro HERO7を所有していますが、光学手ブレ補正(HyperSmooth)がとにかく弱い。
夜だけではなく、ちょっと暗い室内でもブレた動画になってしまいます。
3軸ジンバルをカメラに搭載したOsmo Pocketであれば、解決できるであろうと考えたのが購入のきっかけです。
早速、夜撮影に行きました
実は筆者が体調を崩してしまい、Osmo Pocketでがっつりとした撮影はまだできていません。
短い動画になりますが、六本木のイルミネーションを撮影してきましたので参考にしてください。
撮影条件として
- 4K60fps ISO3200
- 特に風切り音対策はなし
- GoProには小さい三脚が付いているが、両機種とも手持ち
で撮影しています。
GoPro HERO7にて撮影
先般、GoPro HERO7(正確にはGoPro HERO7 Black)でファームウェアのアップデートがありました。
GoPro ソフトウエアアップデートリリース情報
- HyperSmooth (ハイパースムーズ) 安定化機能の強度を動的に調整し、低光量環境下で撮影したビデオのモーション ブラーを軽減できるようになりました。
手ブレに強くなったと期待して、動画の撮影でしたが…
筆者の正直な感想は、ファームウェアのアップデートで光学手ブレ補正の強度を若干落として、ブレを軽減させたような印象を受けています。
やはり、光学手ブレ補正を必要とする夜の撮影はGoPro HERO7単体では厳しいかもしれません。
Osmo Pocketにて撮影
3軸ジンバル搭載のOsmo Pocketでの撮影動画です。
まだ3軸ジンバルの取り扱いに不慣れで若干映像に変な動きが出るところもありますが、プログラム的な光学手ブレ補正ではないためGoProのようなブレも発生せず、非常にきれいな映像が撮れていることがお分かりいただけると思います。
ただ残念なポイントとして、Osmo PocketはGoProと比較すると風切り音が大きい印象を受けました。
もう少しテストをする必要はあると思いますが、何かしらの対策を考える必要がありそうです。
GoPro HERO7とOsmo Pocketを比較
先ほどの動画を2つ並べて比較してみました。
同じISO3200ですが、GoPro HERO7の方が明るく撮影できているものの、その分ノイズが目立つ結果になりました。
音の好みはあると思いますが、筆者はGoPro HERO7が好みです。
ただ、音質にこだわらない気軽な撮影でしたら圧倒的にOsmo Pocketに軍配が上がるのではないでしょうか。
高画質の動画はこちらをご覧ください。
まとめ
Osmo Pocketを購入するまではGoPro HERO7用のスタビライザーを購入するつもりで家電量販店に出向いた筆者でしたが、展示品を見つけて一目惚れした商品でした。
3軸ジンバルを内蔵しているので本体で画像加工をする必要がなく、綺麗な動画が撮影可能となっているようです。
決定的な購入のキカッケとなったことは、圧倒的に本体が軽いこと。
妻も本体の軽さに感動して、筆者以上に商品の到着を待ちわびていたほどです。
>世の中のお父様へ
ぜひ奥様へプレゼンをしていただき購入してみてください。奥様も納得のいく商品であること間違いなしです。
ただ、GoPro HERO7が使えなくなったかというと、そういう訳でもなさそうです。
本体の小ささ、マウントの豊富さはとても大きいと思いますし、様々な場所に固定や取り外しできることがGoPro HERO7のメリットだと思います。
筆者の中でOsmo Pocketの一番の懸念材料は、バッテリー問題です。
本体内蔵となっており、交換ができません。
GoPro HERO7 Blackは予備バッテリーと交換ができるので、次世代Osmo Pocketがバッテリー問題が解決したら最高ですね。
今回購入したOsmo Pocketはこちら
【国内正規品】 DJI OSMO POCKET (3軸ジンバル, 4Kカメラ)
GoPro HERO7での夜撮影はスタビライザーをお勧めします。