旅行で長期間留守にするときの防犯、トラブル防止7つの対策

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旅行などで自宅を長期間留守にするとき、空き巣(泥棒)に入られないか心配になったりしませんか?
泥棒の心理として、突発的な動機よりも計画的に犯行に及ぶことが多いようです。

今回は誰でもできるアナログ的手法からITを駆使した最新の対策、そして防犯以外にも気を付けたいトラブル防止対策も併せて紹介いたします。

ご自身の環境にあった防犯・トラブル対策を行って、楽しい旅行にしましょう。

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空き巣対策

防犯対策のポイントは長期間の留守を悟られないことが必要です。

例えば自宅を長期間不在にすると、どうしても郵便ポストがいっぱいになってしまいますよね。
ポストから不要なチラシが溢れ出ていると、家主が長期間不在にしていることを対外的にアピールしているようなものです。

そこで、誰でもできる簡単な空き巣対策について解説します。

新聞の配達を止める

新聞を購読されている方は、必ず新聞の配達を一時的に止めましょう。
すぐに郵便ポストがいっぱいになる原因になってしまいます。

新聞の配達の止め方は、購読している新聞の販売店に連絡して、住所と新聞を止める期間を伝えましょう。
連絡手段は主に電話になりますが、FAXやメール、ホームページから依頼できる新聞販売店もあるようなので、新聞販売店に確認してみましょう。

新聞の配達は、最短1日から止めることができます。(夕刊だけ止める、なんてこともできます)

休止期間の新聞の扱いも選ぶことができます
  • 配達休止扱い…休止期間中の新聞を完全に休止します。月額の新聞代から休止期間分の料金をマイナスしてもらうことができます。
  • 取り置き扱い…休止期間中の新聞を新聞販売店で預かってくれます。休止期間終了後にまとめて配達してくれるので、後日まとめて読みたい場合にお勧めです。

郵便物の配達を止める

日本郵便の配達を止めることが可能です。
郵便物の配達を一時的に止めることによって、郵便ポストがいっぱいになり長期不在を悟られる心配が無くなる他、大切な郵便物を抜き取られる心配も無くなります。

郵便局に備え付けてある「不在届」を、必要事項を記入して窓口に提出するだけで完了です。
その際、本人確認のために身分証明書の提示を求められますので、運転免許証や健康保険証などの準備をしておきましょう。

注意事項があります
  1. 郵便物等の保管期間は最長30日間です。保管期間満了日の翌日(翌日が日曜日等の配達を行わない日の場合は、その翌日以降の最初の配達日)に、すべての郵便物等を配達いたします。
  2. ご自宅あてのすべての郵便物等を保管いたします。
    • ご家族(同居者を含みます。)の一部や郵便物等の種別を限定して保管することはできません。
    • 差出人さまがあらかじめ保管期間を定められた郵便物等については、その保管期間の満了日までの保管となります。
  3. 郵便物等を詐取する目的で、第三者が虚偽の不在届を提出することを防止するため、不在届の受付後、「不在届受付確認票」をご自宅にお届けいたします。
  4. 不在届受付後、保管期間中にご家族(同居者を含みます。)のどなたかが在宅されていることが判明した場合は、保管しているすべての郵便物等を配達させていただきます。

長期間不在とする場合の郵便物等の配達について教えてください:郵便局ホームページ

(郵便局のホームページから事前に「不在届」をダウンロードすることもできます。)

長期間不在にすることを伝える

マンションにお住まいの場合は、管理人や不動産管理会社などに長期間不在にする事を連絡しておくことで、不審なことが無いかを気配りしてくれたり、ポストから溢れ出た不要なチラシなどを処分してくれたりする場合もあります。

一軒家にお住まいの場合は、隣人の方に伝えておくことによって、不審者に対して警戒してくれることもあるかもしれません。

ただし、自分が長期間不在にすることを逆にアピールすることになります。
ご自身が信頼できる相手か否か、慎重に判断してください。

マンションによっては、管理規約で「長期間留守にする場合は管理会社に連絡する」というような条文が入っていることがありますので、一度規約や契約書等を確認しるといいでしょう。トラブルが発生してしまった場合のリスク回避のためです。

警備会社に短期の警備を依頼する

決して安価ではありませんが、警備会社に短期的な警備の依頼をすることもできます。

短期警備のサービスを提供している警備会社は限られますが、大手の警備会社でも取り扱っていることもありますので、不安な方は見積もりだけでもお願いしてみると良いかもしれません。

概ね、1週間単位20000円前後から、という感じが多いようです。

スマートリモコンを活用する

以前にスマートリモコンを紹介しています。

スマートリモコンを導入している方限定になってしまいますが、このスマートリモコンとタイマーの機能を使って、長期間不在であることを悟られないようにします。

スマートリモコン設定例

照明器具にタイマーをセットします。

  • 照明ON:毎日夜19時
  • 照明OFF:毎日夜1時

毎晩照明がつく = 在宅しているとアピールします。
設定が面倒でない方は、曜日ごとで微妙に時間を変化させるともっと効果が発揮できるかもしれません。

トラブル対策

ガスの元栓を閉める

ひと昔前のようなガス漏れの心配は軽減されていますが、万が一を考えると元栓を閉めると安心でしょう。

システムキッチンの場合のガス元栓は、下の扉から覗くと見えます。
これを機会に確認しておくと良いかもしれませんね。

また、ガス事業者に連絡することによってガスメーターから閉めてくれたりもします。
この作業はご自身ではできません。

筆者の場合は、開栓作業(ガスメーターを開ける)の立会いなどが面倒なので、そこまではお願いしません。

水道のバルブを閉める

水道メーターについているバルブ(元栓)をしめることで、万が一の場合の漏水を防ぐことができます。


中央に写っているのが水道のバルブです。この形式の場合は時計回りに90度回転させることによって、家の水道が全て止まります。

注意
水道の元栓が硬くて動かない(回らない)場合は、絶対に無理をしてはいけません。
余計な力を入れすぎることによって、水道の配管自体を壊してしまう恐れがあり、楽しい旅行どころではなくなってしまいます。
水道のバルブを閉めることに不安がある方は、洗濯機の蛇口がきちんと閉まっているかを忘れずに確認しましょう。
普段から閉める癖が無い方は特に注意です。

その他

防犯やトラブル対策とは異なりますが、長期不在時に考えていただきたいことを抜粋しました。

ペット

ペットを飼われている方は、預け先も考えてあげてください。
実家や友人を頼るものアリだと思いますし、筆者の場合はペットホテルに預けることにしました。

犬や猫のような一般的なペットから、小動物まで預かってくれるペットホテルもあります。
筆者が預ける予定のペットホテルは、動物病院併設なのでとても安心です。

宅配物

宅配物については、長期不在時に荷物を預かってくれるサービスを用意しているところはないようです。

宅配会社独自で用意されているネットサービスを利用して、外出先から再配達の期日管理をすると良いでしょう。

筆者が使っているのは、

などを事前に登録しています。

筆者宛の荷物が届く前にメールなどで通知が届きます。
不在時の再配達の申し込みなどを出先でできるので、普段使いでも非常に便利なサービスです。

ただし、個人との紐付けなので家族分の登録が必要になります。

まとめ

防犯、トラブル防止対策についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

ご自身でできる簡易的な対策から安心を買う方法まで様々な手法がありますが、ポイントは「いかに不在を悟られないか」を考えることだと思います。
ここに書いてあること以外でも自分の環境でできることがあったら、ぜひ実践してみてください。

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